1: 2019/10/28(月) 22:03:01.77 ID:YWjrxTKh9
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貧困ほど喫煙率は高い。低学歴ほど喫煙率は高い

いつであったかTwitterで「喫煙者は金持ちだ。タバコは金がかかる」って噛みついてきた少しおかしなオッサンがいまして、統計というものが全く理解できない人が世の中にいるんだなと実感しましたが、厚労省の発表を元に前にも書いた。

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山形県N市での調査 (N=86, 平均年齢60.4歳)
毎日喫煙33.7%、時々喫煙9.3%、過去喫煙32.6%、非喫煙24.4%で、喫煙率は全体で43.0%、男性54.5%、女性22.6%であった。禁煙治療を知っている者は喫煙者の78.4%、禁煙治療の保険適用を知っている者は喫煙者の37.8%

お金ないのに喫煙率43%!!!

日本人の平均は17.7%だから2.42倍

社会福祉事業所での調査
分析対象者は246名で、男性164名(66.7%)、女性82名(33.3%)、喫煙率は男性57.9%、女性39.0%であった。男性では学歴が低い者、健康行動が不適切な者、ソーシャルサポートが少ない者は有意に喫煙リスクが高かった。一方、女性では飲酒以外は喫煙との関連は認められなかった

こちらは喫煙率51.6%!!!

日本人の平均は17.7%だからこちらはなんと3倍
今回の試算ではタバコの影響を小さく見積もるため、あえて喫煙率の低い前者のデータを採用いたします。

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生活扶助におけるタバコによる支出割合は約1割前後!!!
同調査における既婚者 (11.6%)を2人世帯、それ以外 (88.4%)を単身と仮定すると、1人あたり生活扶助額は52,320円。生活扶助額に占めるタバコ代の割合は、5998÷52,320=11.5%となります。せっかく生活扶助してもその1割以上がタバコに消えてます。
<総額とタバコ代支出>
平成29年度実績で、生活保護のうち生活扶助(医療・介護扶助や家賃・教育扶助以外の部分)の総給付額は1兆1,570億円。ここに喫煙率43.0%と、タバコ代が占める割合11.5%を掛け合わせると、11,570×43.0%×11.5%=572億円。
572億円!!!
喫煙率の高い後者のデータを使うと686億円になります。
税金でタバコが572億円~686億円も買われている
ということになるわけです。JTの国内売上が6000億程度ですので、この割合はめちゃくちゃでかい。まさに貧困ビジネス!!
さらに生活保護のうち実は半分が医療補助です。受給者は医療費が無料なのです。しかしこれだけ喫煙率が高ければ、呼吸器疾患やがんなどの発病率も高いと容易に推測でき、タバコ代だけではなくそれに由来する多額の医療費まで税金で、つまり我々が負担していることになる。
(医療扶助部分が1兆7800億円ですが、医療費全体に占める「タバコのせいで余計にかかった医療費 (超過医療費)」は、直近の推計の能動喫煙オンリーで2.8~3.2%程度です。低めの2.8%をとっても、1.78兆×2.8%=499億円で、タバコ代と同程度の損失が発生していることになりますね。五十嵐准教授談)

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https://www.landerblue.co.jp/47761/

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