昆虫

    1: 2020/08/31(月) 21:40:46.83 ID:eLLUH6bz9
    2020年8月31日 17時33分環境
    猛暑の夏の蝉しぐれ。夏の風物詩ともいえるセミの鳴き声が響く東京の公園で、セミをめぐる、気になる“注意書き”が目に留まりました。

    「公園で食用その他の目的でセミ等を大量捕獲するのはおやめください」

    食用その他の目的って?セミですよね?どういうことなのでしょうか。背景を探ってみました。
    (ネットワーク報道部 記者 郡義之 目見田健)





    食用!?ナゾの看板が公園に

    記者が訪れたのは、東京 杉並区にある区立公園。セミの鳴き声が響き、虫とり網を持った子どもたちや親子連れが集まる、ごくふつうの公園です。

    公園内の樹木に貼り出されていたのが、こちらの注意書き。

    no title


    「食用って!?」

    食べるためにセミを大量にとるなんて聞いたことがなかったので、驚きました。

    4歳の女の子と公園を訪れていた30代の母親に話を聞いてみました。


    母親
    「『何これ?』って、衝撃を受けましたね。この注意書きに気付いたのは8月上旬だったと思います。誰かセミを食べてるの?って、ママ友の中でも話題になりました」


    母親は、首をかしげながら次のように続けました。


    母親
    「SNS上では、外国人の方がセミをとっているのではないかという憶測も散見されましたが、この公園の利用者や近所では外国人の方はあまり見かけないですけどね」


    no title


    どうして、こんな注意書きを貼り出すことにしたのか。杉並区役所の担当者に聞きました。



    杉並区みどり公園課担当者
    「今月に入って、区民から『食べるために大量にセミをとっている人がいるようだ』といった苦情が数件、寄せられたんです。ただ区としては本当なのか、何も確認できていないのでよくわからないんです。だから『食用“その他の目的で”』『セミ“等”』といったあいまいな書き方をしています」


    杉並区は条例で、区立公園の生き物をとったり殺したりすることを禁止しています。

    一方で、子どもたちが遊びで虫をとることまで禁じているわけではなく、あくまで度を超えた量の捕獲はやめてくださいね、という趣旨だと説明してくれました。

    注意書きを貼ったのは、ことしが初めてだそうです。




    ネット上には驚きの声

    杉並区だけでなく、東京 荒川区や埼玉県川口市なども同様に、食べるために昆虫を捕獲しないよう呼びかけたことがあるそうです。

    SNS上には驚きの声が相次いで投稿されています。

    「誰が食べてるの?」
    「セミを食べる人いるんだ・・・。今まで考えたことすらなかった」
    「公園のセミがいなくなるくらい、食べている人がいるのか?」




    セミって おいしいの?

    「そもそもセミっておいしいの?」専門家に話を聞いてみました。

    「実はとてもおいしいんですよ」と話してくれたのは、長年、昆虫食の研究に取り組んでいる、昆虫料理研究家でNPO法人「昆虫食普及ネットワーク」の理事長を務める内山昭一さんです。

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    セミの味わいは種類によって違うそうです。


    昆虫食普及ネットワーク 内山昭一理事長
    「基本的には天ぷらや素揚げがいいです。中でもニイニイゼミは小さくて殻が気にならず、食べやすいです。また、アブラゼミはうまみが強くて、赤身の肉の味に近いですね。クマゼミは大きくて食感が固いのが特徴です」

    no title


    中でも、内山さんオススメのセミ料理は、幼虫を調理した「エビチリ」ならぬ「セミチリ」です。

    「幼虫をむき身にしているので、とても食べやすいです。ぜひお試しください」

         ===== 後略 =====
    全文は下記URLで

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200831/k10012586271000.html

    【【蝉】公園のセミ食べないで!? どういうこと? 】の続きを読む

    1: 2019/07/04(木) 01:03:52.32 ID:hboM1tZp9
    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190703-00010004-newsweek-int
    <ゴキブリが耐性をもたない殺虫材を使って駆除実験したところ、ゴキブリはわずか一世代で耐性を付け、個体数も増やし始めた。
     驚異の生命力に、近い将来殺虫剤では殺せなくなるかもしれないと、研究者は警告する>

     害虫駆除業者が使う殺虫剤に対するゴキブリの耐性が増しており、近い将来、ゴキブリを化学薬品だけで抑え込むのは
    「ほぼ不可能」になるかもしれない、と研究者らが警告している。

    インディアナ州ウェストラファイエットにあるパデュー大学が最近発表したこの研究は、チャバネゴキブリの一種を対象にしている。
    世代を重ねるごとに、人間による個体数抑制の試みに対して耐性を身につけつつあり、今後ますます駆除が難しくなる恐れがあるという。
    ゴキブリは人間の健康に害を与える害虫なので、個体数の抑制は重要だと、科学者たちは指摘する。

    この研究を率いたパデュー大学の昆虫学教授マイケル・シャーフは、「これまで把握されていなかった問題だ」と言う。
    「ゴキブリは、複数の殺虫剤に対する耐性を一度に身につけつつあり、このままだと化学薬品だけで抑え込むのは不可能になる恐れがある」
    フロリダ大学の食料農業科学研究所では、今回の研究対象となったチャバネゴキブリは、ゴキブリのなかでも最も人間に知られた種類だという。
    「人間や人間の生活圏を離れては生きていけず」、食べ物や水に近い暖かい室内で繁栄する。

    <殺虫剤の効果検証をしてみたら>
     パデュー大学の研究者によると、これまでこうしたゴキブリの増殖を抑えてきた殺虫剤は、複数の薬剤を組み合わせて使うタイプで、
    そのうち少なくとも一つが効力を発揮してゴキブリを殺してくれれば成功、という仕組みだった。
    今回の実験は、こうした殺虫剤の効果の検証を目的に行われた。

    実験は、インディアナ州のインディアナポリスとダンビルという2つの街の住宅地にあるアパートで実施された。
    また、殺虫剤はユニバー・ソリューションズから購入したものを用いたと、論文には記されている。
    最初の実験では、3種類の殺虫剤を6カ月間、交互に使った。第2の実験では、2種類の殺虫剤を混ぜたものを6カ月使った。
    そして第3の実験では、開始時点でゴキブリが耐性を完全には獲得していないとわかっていた1種類の殺虫剤を、6カ月使用した。

    第1の実験では、個体数を最初のレベルに抑えることはできたが、減少させるまでには行かなかった。
    2種類の殺虫剤を混ぜて使う第2の実験では、どちらの殺虫剤も効果がなく、すぐに個体数が増加し始めた。
    しかし、最も予想外だったのは、第3の実験結果だ。

    <一世代で耐性が4~6倍に>
     一種類の殺虫剤だけを用いた実験では、使用した薬剤に対する耐性が低かったため、ほとんど完全に駆除できた。
    だが同じように1種類の殺虫剤を使って別の実験を行うと、ゴキブリの耐性が上がり、最終的には個体数が増加したのだ。
    シャーフによると、この実験で生き延びたゴキブリは、同じタイプの殺虫剤が「基本的に効かなくなる」だけでなく、そのゴキブリの子孫にも耐性が受け継がれる。
    さらに驚くべきことに、これらのゴキブリには、「それまでに散布されたことがなく耐性も持っていない」はずのほかの殺虫剤も効かなくなってしまうという。

    「たった一世代で、耐性が4倍から6倍に上昇することが確認された。これほどのスピードでこのような現象がなぜ起きるのか、理由は全くわからない」
    とシャーフは述べた。
    シャーフによれば、メスのゴキブリの繁殖サイクルは3カ月で、50匹の子が生まれる。
    たとえ少数でも殺虫剤が効かないゴキブリが発生すれば、問題はすぐに拡大する。
    最初は殺虫剤でほとんど駆除したと思っても、耐性を身つけたゴキブリが、数を何倍にも増やして逆襲してくる可能性があるからだ。

    対策としては、殺虫剤を使った駆除に、捕獲装置や衛生環境の向上を組み合わせるしかない、とシャーフは言う。


    【【天敵】”あらゆる殺虫剤に耐性を持つゴキブリ”が激増中 一世代で耐性が4~6倍に上昇 近い将来、殺虫剤では殺せなくなるかも】の続きを読む

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