高齢女性 ４000万円詐欺被害

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20190809/4030003335.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年１２月、松江市の８０代の女性の自宅に、知らない男から
「個人情報が漏れている」などといった電話があり、現金４０００万円をだまし取られる被害がありました。
警察は詐欺グループによる組織的な犯行とみて、調べています。

警察によりますと、去年１２月、松江市の８０代の女性の自宅に、ハラと名乗る男から
「あなたの個人情報が漏れています」などといった電話がありました。
女性がその後、指示された番号に電話したところ、別の男から
「個人情報は削除したので、お客様番号を伝えます」と言われたということです。

さらにその数日後、金融庁のマスダと名乗る男から電話があり、
「あなたのお客様番号で違法な入金がされた。あなたも共犯なので裁判を受ける必要があり、
保釈保証金として４０００万円を支払ってください」と言われました。
裁判が終われば、すべて返金されると説明されたことから、女性は指示通り、
現金４０００万円を紙袋に入れて自宅の玄関に置いたところ、翌朝には紙袋は持ち去られていたということです。

女性には、ことし４月にも電話があり、「お金は６月に返金する」と言われていましたが、
７月になっても連絡はなく、不審に思い、警察に相談したということです。
警察は、電話をかける男たちや、現金を持ち去る人物など、詐欺グループによる組織的な犯行とみて調べるとともに、
「個人情報が漏れている」といった電話は、特殊詐欺の典型的な手口で、
警察や家族にすぐに相談するよう、呼びかけています。

08/09 16:41